2025年秋スタートのNHK連続テレビ小説『ばけばけ』に、北川景子さんが出演決定!名家の出身で武家の誇りを胸に生きる女性・雨清水タエ役を演じる彼女の姿は、すでに話題を呼んでいます。これまで映画やドラマで多彩な役柄を演じてきた北川さんが、初の朝ドラでどんな新境地を見せてくれるのか――その期待は高まるばかりです。
本記事では、「ばけばけ」での役柄紹介はもちろん、北川景子さんのこれまでの代表作や活動の軌跡を振り返りながら、彼女の女優としての魅力に迫ります。凛とした佇まいと芯の強さを兼ね備えた北川さんが、どのようにして現在のポジションを築いてきたのか。ぜひ最後までご覧ください。
【この記事のポイント】
- 北川景子のデビューから現在までの代表作
- 北川景子が挑戦する最新の出演情報と役柄
- 北川景子の家庭や人柄が伝わるメディア活動
- 北川景子の今後の出演予定と注目の作品展望
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北川景子のプロフィールと代表作紹介
女優デビューから現在までの歩み
北川景子は2003年、実写版『美少女戦士セーラームーン』でセーラーマーズ(火野レイ)役を演じ、女優としてのキャリアをスタートさせました。高校在学中にスカウトされ、モデル活動と並行して芸能界入りした彼女は、同年に「ミスSEVENTEEN」として雑誌モデルとしても活躍していました。
2006年には映画『間宮兄弟』でスクリーンデビューを果たし、同年公開の『チェリーパイ』では映画初主演も経験しています。翌年にはドラマ『モップガール』で連続ドラマ初主演を務め、事件を解決する清掃員というユニークな役柄で注目を集めました。
その後も『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』や『謎解きはディナーのあとで』など、話題作への出演が続きました。特に『謎解きはディナーのあとで』では、資産家令嬢でありながら刑事という二面性を持つ主人公を演じ、ツンデレなキャラクターが視聴者の心をつかみました。
2016年にはミュージシャンのDAIGOと結婚し、プライベートでも大きな節目を迎えました。結婚後初の主演作『家売るオンナ』では、冷静で合理的な営業ウーマンを演じ、コミカルな演技と強い存在感が話題となりました。続編『家売るオンナの逆襲』も制作され、シリーズとして高い人気を誇っています。
2020年には第一子を出産し、母親としての新たな役割を担いながらも、女優としての活動を継続しています。『ファーストラヴ』では弁護士役を演じ、母としての経験が演技に深みを与えたと評価されています。
2023年にはNHK大河ドラマ『どうする家康』で、お市と茶々の一人二役に挑戦し、時代劇での演技力を改めて証明しました。同年には月9ドラマ『女神の教室〜リーガル青春白書〜』でロースクールの教師役を務め、専門性の高い役柄にも対応できる柔軟さを見せています。
2025年には山崎豊子原作の『花のれん』で、21歳から61歳までの女性興行師を一人で演じるという大役に挑戦しています。長い人生を通しての変化を演技で表現する難しい役柄に取り組む姿勢が、多くの注目を集めています。
SNSでも自然体の姿を見せており、2025年にはすっぴん姿を公開して大きな反響を呼びました。飾らない人柄と、女優としての確かな実力が、多くの人々に支持され続けている理由です。
映画・ドラマでの印象的な役柄

北川景子が演じてきた役柄の中でも、映画『パラダイス・キス』の早坂紫は特に印象深いものの一つです。原作は矢沢あいによる人気漫画で、ファッションモデルとしての才能を開花させていく主人公を演じました。華やかな衣装や洗練された立ち居振る舞いが話題となり、原作ファンからも高い評価を受けました。夢に向かって一歩踏み出す姿が、観る人の背中を押すような力を持っていました。
ドラマ『家売るオンナ』では、三軒家万智という不動産営業ウーマンを演じ、冷静沈着で合理的な性格ながらも、どこか人間味のあるキャラクターを見事に表現しました。「私に売れない家はない」という決め台詞とともに、顧客の人生に深く入り込む姿勢が視聴者の共感を呼びました。続編『家売るオンナの逆襲』でも同じ役を演じ、シリーズを通して強い女性像を確立しています。
『謎解きはディナーのあとで』では、令嬢でありながら刑事として働く宝生麗子を演じ、コメディタッチの掛け合いが人気を集めました。執事とのテンポの良いやりとりや、ドレスアップした姿と刑事としての真剣な表情のギャップが魅力となり、視聴者に強い印象を残しました。
『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』では、バイオリニストを目指すヒロイン・白河莉子を演じ、恋愛と夢の狭間で揺れる繊細な感情を丁寧に表現しました。等身大の若い女性としての葛藤や成長が描かれ、青春ドラマとして多くの支持を集めました。
また、『HERO 第2シリーズ』では、検察事務官・麻木千佳として出演し、型破りな検事とのバディ関係を築いていく姿が描かれました。前作からのキャスト交代というプレッシャーの中でも、自然体で役に溶け込む演技が評価され、シリーズの新たな魅力を引き出しました。
これらの作品を通して、北川景子はシリアスからコメディ、現代劇から時代劇まで幅広いジャンルで活躍しており、役柄ごとに異なる表情を見せる柔軟な演技力が際立っています。視聴者の記憶に残るキャラクターを数多く生み出してきたことが、彼女の女優としての確かな実力を物語っています。
ハリウッド出演経験とその反響
北川景子は2006年公開の映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』でハリウッドデビューを果たしました。東京を舞台にしたこの作品では、地下組織のカーメカニックであるレイコ役を演じています。登場シーンは多くはないものの、黒髪にノーメイクという控えめなスタイルで、画面の中でも際立つ存在感を放っていました。
この役では、派手な衣装やメイクが目立つ他のキャラクターたちの中で、彼女の自然体な姿が逆に印象的に映り、観客の記憶に残るキャラクターとなりました。セリフは少ないながらも、整備士として車に向き合う姿勢や、静かな佇まいが作品の雰囲気に溶け込み、物語にリアリティを与える役割を果たしています。
撮影当時、北川景子は大学に通いながら芸能活動をしており、ロサンゼルスでの撮影中もホテルでレポートを書いていたというエピソードがあります。学業と仕事を両立させながら、初めての海外撮影に臨んだ姿勢は、彼女の真面目さと努力家としての一面を物語っています。
ハリウッドの現場では、日本とは異なる撮影スタイルに戸惑いながらも、複数のカメラに囲まれた環境で緊張感を持って演技に臨んでいたそうです。その経験は、後の演技にも影響を与え、国際的な視点を持つ女優としての成長につながっています。
『ワイルド・スピード』シリーズは世界中で人気を誇る作品であり、その中で日本人キャストとして出演したことは、北川景子にとって大きな転機となりました。この出演をきっかけに、海外の映画ファンからも注目されるようになり、国際的な舞台での可能性を広げる第一歩となったのです。
受賞歴と評価された演技力

北川景子は、2016年放送のドラマ『家売るオンナ』で主演を務め、型破りな営業スタイルを持つ不動産営業ウーマン・三軒家万智を演じました。この作品での演技が高く評価され、複数のドラマ賞で作品賞や主演女優賞に貢献する形となりました。特に「私に売れない家はありません!」という決め台詞とともに、冷静かつ機械的なキャラクターを演じ切った姿が印象的でした。
この役では、感情を抑えた表情や直角に曲がる歩き方など、細部にまでこだわった演技が話題となり、視聴者の記憶に残るキャラクターとして定着しました。コミカルな要素とシリアスな展開を絶妙に織り交ぜた演技は、ドラマ全体のテンポを支える重要な要素となっていました。
『家売るオンナ』は、第90回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞し、北川景子の演技も「際立ったキャラクター性」「テンポの良いストーリーを支える存在感」として高く評価されました。また、同作は海外でも放送され、香港やフィリピン、アメリカなどでも視聴されるなど、国際的な反響もありました。
さらに、同年の「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」でも作品賞を受賞しており、視聴者満足度の高さとともに、主演女優としての北川景子の演技力が注目されました。職業ドラマとしての新鮮さと、主人公の強い信念を体現する演技が、視聴者だけでなく業界関係者からも高く評価された結果です。
この作品以降、北川景子は「演技の幅が広がった」「新境地を開いた」といった声を集め、女優としての存在感をさらに強めることとなりました。役柄に対する深い理解と、細部まで丁寧に作り込む姿勢が、彼女の演技力の根底にある魅力です。
モデル時代からのキャリア変遷
北川景子は高校2年生のとき、地元・神戸でスカウトされ、2003年に雑誌『Seventeen』の「ミスセブンティーン」としてモデルデビューを果たしました。当時17歳で、シャープな目元と整った顔立ちが印象的な“クールビューティー”として、10代の女性を中心に絶大な人気を集めました。スリムなスタイルと洗練された雰囲気は、モード系ファッションから和装まで幅広く映え、多くの雑誌の表紙を飾る存在となりました。
モデル活動と並行して、同年には実写版『美少女戦士セーラームーン』で火野レイ(セーラーマーズ)役を演じ、女優としてもデビューしました。この出演をきっかけに、演技への関心が高まり、19歳で『Seventeen』を卒業した後は女優業に専念する決意を固めています。
しかし、女優としての道は決して順風満帆ではなく、当初はオーディションに落ち続ける日々が続きました。それでも諦めず、地道に経験を積み重ねた結果、2006年には映画『間宮兄弟』でスクリーンデビューを果たし、同年公開の『チェリーパイ』では映画初主演を務めました。
モデル時代に培った表現力やカメラ前での立ち居振る舞いは、女優としての演技にも活かされており、ファッション性と演技力を両立させた稀有な存在として注目を集めるようになります。その後も、ドラマや映画で多彩な役柄に挑戦しながら、凛とした美しさと柔らかな表情を併せ持つ女優としての地位を確立していきました。
現在では、モデル出身でありながら演技派としても認められる存在となり、若い頃の華やかさに加えて、年齢を重ねた深みのある魅力が加わっています。キャリアのスタートから現在に至るまで、北川景子は一貫して努力を重ねながら、自分らしい道を築いてきた女優です。
明治大学卒業後の芸能活動

北川景子は明治大学商学部を卒業後も、女優としての活動を精力的に続けています。芸能活動と学業を両立させた大学時代は、彼女の真面目な姿勢と努力家としての一面を象徴する期間でした。在学中にはハリウッド映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』への出演が決まり、撮影前にはロサンゼルスで語学留学を経験しています。現地ではアパートを自力で契約し、語学学校に通うなど、積極的に英語力を磨いていました。
大学卒業後は、映画やドラマでの主演が増え、演技力と知性を兼ね備えた女優としての評価が高まりました。『モップガール』での連続ドラマ初主演を皮切りに、『謎解きはディナーのあとで』『家売るオンナ』など、個性的な役柄を次々と演じています。特に『家売るオンナ』では、冷静で合理的な営業ウーマンという難しい役を演じ、視聴者の記憶に残るキャラクターを作り上げました。
また、明治大学在学中には軽音楽サークルに所属し、ドラムを担当していたことも知られています。洋楽ロックが好きで、仲間との交流も楽しんでいたというエピソードからは、学生としての素顔も垣間見えます。こうした経験が、演技における表現力や人間味につながっていると考えられます。
知性と品格を感じさせる立ち居振る舞いは、CMやインタビューなどでも一貫しており、若い世代からは「憧れの女性像」として支持されています。大学卒業後も、学び続ける姿勢や挑戦を恐れない姿が、女優としての深みを増す要因となっています。
北川景子は、学業と芸能活動を両立させた経験を通じて、内面の強さと柔らかさを兼ね備えた存在へと成長しました。その歩みは、同世代の女性や若者にとって、目標となる生き方の一つとして映っています。
ファンから支持される理由とは
北川景子が幅広い世代から支持される理由には、外見の美しさだけでなく、内面の誠実さや家庭的な一面が大きく関係しています。整った顔立ちと凛とした雰囲気は、デビュー当初から「クールビューティー」として注目されてきましたが、近年ではその印象に加えて、親しみやすさや温かさが評価されています。
SNSでは、手芸に夢中になっている様子や、子どものために作ったポーチやバッグを投稿するなど、飾らない日常を見せています。特に、100円ショップで材料を選ぶ楽しさを語る投稿や、手作り作品に添えられた素朴なコメントには、肩の力が抜けた自然体の魅力が感じられます。こうした姿勢が、ファンとの距離を縮める要因となっています。
また、家族との絆を大切にする姿勢も、多くの人の共感を呼んでいます。父親との関係性について語る場面では、厳しさの中にある深い愛情や、人生観を形成するうえでの影響が垣間見えます。礼儀や努力を重んじる価値観は、家庭で育まれたものであり、芸能活動においてもその姿勢が一貫して表れています。
母としての顔も注目されており、育児と仕事を両立する姿勢が、同じ立場の女性たちからの支持を集めています。手作りのアイテムや、子どもとの日常を垣間見せる投稿には、温かみと誠実さがにじみ出ており、「育ちの良さ」と「庶民的な感覚」の両方を併せ持つ人物像として親しまれています。
こうした多面的な魅力が、北川景子を単なる美人女優ではなく、芯のある人間として支持される理由です。見た目の華やかさだけでなく、内面の強さや優しさが、長く愛される存在へとつながっています。
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北川景子の最新出演情報と今後の予定
2025年後期朝ドラ『ばけばけ』出演決定

北川景子は、2025年秋から放送されるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』に出演することが決定しています。彼女が演じるのは、主人公・松野トキの親戚である雨清水タエという女性です。タエは松江藩の名家に生まれ、三十人近い奉公人に囲まれて育った“姫”のような存在で、武家の娘としての教養と誇りを強く持ち続けています。
物語の舞台は明治時代の松江。時代が大きく変わり、武士の身分制度が廃止された中でも、タエは武家としての品格を守り続けようとします。主人公トキに対しても、礼儀作法や茶道などを厳しく教え、武士の娘としての生き方を伝えようとする姿が描かれます。凛とした気品と厳しさを併せ持つタエは、時代の流れに戸惑いながらも、自らの価値観を貫こうとする人物です。
この役柄は、北川景子にとって連続テレビ小説初出演となるもので、彼女自身も「文明開化の真っただ中で、誇りを捨てるか守るかという葛藤を抱える女性を丁寧に演じたい」と語っています。タエは、時代の変化に翻弄されながらも、家族や子どもたちのために何を選ぶかを迫られる立場にあり、その内面の揺れ動きが物語の重要な軸となります。
『ばけばけ』は、怪談話を愛する少女・松野トキが、外国人英語教師との出会いを通じて成長していく姿を描いた作品です。タエはそのトキを見守る存在として、厳しさの中に深い愛情を持ち、物語に重厚な人間ドラマをもたらします。北川景子の演技が、タエというキャラクターにどのような深みを与えるのか、放送開始前から大きな注目を集めています。
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映画『ナイトフラワー』主演情報
北川景子は、2025年11月28日公開予定の映画『ナイトフラワー』で主人公・永島夏希を演じます。物語は、2人の子どもを育てながらギリギリの生活を送る母親が、子どもたちの夢を叶えるためにドラッグの密売に手を染めるという衝撃的な展開を描いています。昼は優しい母として、夜は裏社会で生きる密売人として、二重生活を送る夏希の姿を通して、母親の究極の愛と葛藤が浮き彫りになります。
この作品は、『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督が脚本・監督を務めるオリジナル作品です。北川景子は、ほぼすっぴんで関西弁を使いながら、泣きじゃくり、笑い、叫び、夜の街を駆け抜けるなど、これまでにない表情と感情を全力で表現しています。母としての強さ、弱さ、そして人間としての複雑な感情を繊細に演じる姿が、観る者の心を揺さぶります。
主人公の夏希は、社会の支援が届かない中で、子どもたちを守るために自らの限界を超えて生き抜こうとする女性です。その姿は、誰かにとっての“他人事”ではなく、現代社会の中で孤立しながらも懸命に生きる人々の現実を映し出しています。北川景子自身も「夏希は、誰かが支えてくれていたら道を踏み外すことはなかった」と語っており、役柄への深い共感を持って演じています。
予告編では、職場で感情を爆発させるシーンや、雨の中で誰かにすがりつく姿などが映し出されており、すでにその演技力に注目が集まっています。これまでのイメージとは異なる“泥臭く生きる女性”という役柄に挑む北川景子の姿は、女優としての新たな一面を見せるものとなっています。
最近のテレビ出演と話題の番組

2025年3月6日、北川景子はテレビ朝日の長寿番組『徹子の部屋』に出演しました。11年ぶりの登場となった今回の放送では、夫・DAIGOとの家庭生活や子育て、そして女優としての現在の心境について率直に語る姿が印象的でした。番組内では、2人目の子どもが誕生したことや、実家の協力を得ながら育児と仕事を両立している様子が紹介され、視聴者からは「飾らない人柄が素敵」「共感できる」といった声が寄せられました。
トークの中では、独身時代の「365日働いていないと不安だった」という心情や、結婚後に変化した人生観についても触れられました。若い頃は仕事一筋だった彼女が、家族との時間を大切にするようになり、趣味や休息の価値を見出すようになったというエピソードは、多くの人にとって励ましとなる内容でした。
さらに、番組終盤には女優・泉ピン子がサプライズ登場し、北川景子との交流が明かされる場面もありました。突然の訪問に驚きながらも笑顔で迎える姿からは、彼女の柔らかな人柄と、業界内での信頼関係が感じられました。
この日の放送は、夫・DAIGOが出演する料理番組『DAIGOも台所』と連続して放送され、“夫婦リレー”としてSNSでも話題になりました。北川景子がDAIGOの料理の腕前や家庭での様子を語った直後に、DAIGOが実際に料理を披露する流れが視聴者の好感を集め、「ナイスカップル」「流れが最高」といったコメントが多く寄せられました。
こうした自然体でのテレビ出演は、女優としてのイメージだけでなく、家庭人としての魅力も伝える機会となっており、北川景子の人間味あふれる一面がより多くの人に届いています。
CMやブランドアンバサダー活動
北川景子は、2025年6月より美容家電ブランド「KINUJO(キヌージョ)」のブランドアンバサダーに就任し、全国でテレビCMや交通広告に登場しています。CMでは、彼女の美しい髪を通して「うつくしい人生を髪からかなえる」というコンセプトを表現しており、ドライヤーの艶や潤いを視覚的に伝える演出が印象的です。透明感のある表情と凛とした佇まいが、製品の魅力を引き立てています。
撮影現場では、カットごとに異なる表情を見せる北川景子の演技力が注目され、監督との細かな打ち合わせを重ねながら、繊細な表情の変化を丁寧に作り込んでいた様子が伝えられています。CMの中では、髪を通じて人生が変わるというメッセージを、彼女自身の存在感で説得力あるものに仕上げています。
KINUJOの製品は、髪の水分を保ちながら高温でもダメージを抑える特殊プレートを搭載したヘアアイロンや、大風量とマイナスイオン機能を備えたドライヤーなど、機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムが揃っています。北川景子の起用は、こうした高品質な製品のイメージと調和し、ブランドの信頼性と洗練された印象を強く印象づけるものとなっています。
これまでにも、化粧品や家電、飲料など多岐にわたる企業のCMに出演してきた北川景子ですが、今回のKINUJOとの取り組みでは、製品の世界観と彼女自身の美しさや芯の強さが見事に融合しています。ブランドアンバサダーとしての活動は、単なる広告塔ではなく、製品の価値を体現する存在としての役割を果たしています。
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雑誌掲載やメディア露出の傾向

北川景子は、ファッション誌やライフスタイル誌での露出が安定して続いており、2025年も複数の媒体で特集が組まれています。特に『LEE』2025年1・2月合併号では表紙を飾り、誌面では子育てや仕事との向き合い方、日々の暮らしのこだわりについて語るインタビューが掲載されました。2児の母としての視点や、同世代の女性たちが共感できるエピソードが多く紹介されており、読者からは「等身大で親しみやすい」といった声が寄せられています。
誌面では、2024年を振り返りながら2025年の目標についても語っており、仕事に対する姿勢や家族との時間の大切さが丁寧に綴られています。インタビューの中では、子どもたちとの日常や、夫・DAIGOとの関係性についても触れられており、飾らない言葉で語る姿が印象的です。こうした内容は、読者にとって励ましや癒しとなり、共感を呼ぶ要素となっています。
また、2025年夏号の『美しいキモノ』では、着物を楽しむ女性たちの特集の中で、北川景子が紹介されており、和装を通じた季節の楽しみ方や、日常に取り入れる工夫が紹介されています。彼女の着こなしは、伝統とモダンを融合させたスタイルで、きもの文化への関心を持つ読者層にも強く支持されています。
このように、北川景子の雑誌掲載は、単なるビジュアルモデルとしての登場にとどまらず、ライフスタイルや価値観を共有する場として機能しています。家庭人としての一面、女優としての信念、そしてファッションや文化への感性がバランスよく伝えられており、メディア露出のたびに新たな魅力が発見されています。
配信作品での朗読・ナレーション活動
北川景子は、2024年11月よりAmazonの音声配信サービスAudibleにて、湊かなえの長編小説『落日』の朗読を担当しています。この作品は、15年前に起きた一家殺害事件を題材に、映画監督と脚本家がその真相に迫るという重厚なミステリーで、北川景子は登場人物すべての声を一人で演じ分けるという難しい役割に挑戦しています。
朗読にあたっては、ドラマ版で主人公・長谷部香を演じた経験を踏まえながらも、映像とは異なる“声だけの表現”に向き合い、冷静さと感情のバランスを意識して収録に臨んでいます。男性や子ども、年齢や性別の異なるキャラクターを声で演じ分ける必要があり、発音や滑舌といった技術面にも細心の注意を払っています。
収録中は、監督の指示を待つ静かな時間に不安を感じながらも、自分の声で物語を届けたいという思いを大切にし、試行錯誤を重ねて完成させたと語っています。朗読を通じて、聞き手に物語の情景や感情が届くようにと願いながら、丁寧に言葉を紡いでいく姿勢が印象的です。
この経験は、彼女にとって新たな表現の場となり、俳優としての初心を思い出すきっかけにもなったといいます。映像作品とは異なるアプローチで、声だけで物語を伝えるという挑戦は、北川景子の表現力の幅を広げる貴重な機会となっています。
また、朗読を通じて得た気づきは、家庭での読み聞かせにも影響を与えており、子どもに絵本を読む際の楽しさや声の使い方に変化があったと語っています。こうした日常の延長線上にある表現活動が、聴覚メディアでも彼女の魅力を際立たせています。
今後の公開予定作品と注目ポイント

北川景子は、2026年1月スタート予定の社会派ドラマ『透明な声』に主演として出演します。この作品は、実際に起きた食品事故をモチーフにしたオリジナルストーリーで、事故によって幼い娘を失った母親が、真相を追いながら社会の矛盾と向き合っていく姿を描いています。北川景子が演じるのは、事件を取材する記者ではなく、保育園で働く調理師・中越紘海という役柄で、物語の中心に立つ人物です。
紘海は、事故の責任を問われる立場にありながらも、納得できない処理や対応に疑問を抱き、真実を求めて行動を起こします。その過程で、社会の制度や人々の無関心に直面し、母として、働く女性として、そして一人の人間として葛藤を抱えながらも前に進もうとする姿が描かれます。物語は、復讐や怒りだけでなく、喪失と再生、そして希望をテーマに展開されていきます。
この作品では、北川景子が母親としての複雑な感情を繊細に演じており、実生活で2児の母である彼女自身の経験が演技に深みを与えています。撮影はすでに始まっており、彼女はSNSでも作品への思いを積極的に発信しています。視聴者に誤解を与えないよう、物語の本質やメッセージについて丁寧に説明する姿勢が話題となっており、誠実な人柄が作品への信頼感にもつながっています。
『透明な声』は、脚本を『アルジャーノンに花束を』などを手がけた池田奈津子が担当しており、感情の揺れや人間の深層に迫る描写が期待されています。北川景子の演技は、冷静さと情熱を併せ持ち、視聴者の心に静かに響く力を持っています。社会的なテーマを扱いながらも、個人の物語として丁寧に描かれる本作は、2026年の注目ドラマのひとつとなることが予想されます。
北川景子の歩みと魅力を総まとめ
- 北川景子は2003年にモデルとして芸能界入りした
- 実写版セーラームーンで女優デビューを果たした
- 映画『間宮兄弟』でスクリーンデビューを飾った
- 『家売るオンナ』で主演女優賞を複数受賞した
- ハリウッド映画『TOKYO DRIFT』に出演した
- モデル時代は『Seventeen』誌で人気を集めた
- 明治大学卒業後も女優業を精力的に継続している
- SNSでは手芸や育児の様子を自然体で発信している
- 2025年朝ドラ『ばけばけ』で初の朝ドラ出演を果たす
- 映画『ナイトフラワー』で母親役に挑戦している
- 『徹子の部屋』出演で家庭と仕事の両立を語った
- 美容家電ブランドKINUJOのアンバサダーを務めている
- 雑誌『LEE』などで等身大の暮らしを紹介している
- Audibleで小説『落日』の朗読に挑戦している
- 2026年ドラマ『透明な声』で社会派作品に主演する
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