登坂絵莉の旦那の倉本一真ってどんな人？レスリングから総合格闘技へ！出会いから現在まで

登坂絵莉さんがリオ五輪で金メダルを獲得してから、旦那の倉本一真さんとの出会い、怪我のリハビリをきっかけに深まった関係、結婚と家族の時間までの道のりを紹介します。

年齢差がもたらす落ち着きや、互いの競技経験が築いた信頼、インスタやテレビで見える自然体の夫婦像を取り上げます。夫婦として支え合う姿は、多くの人の心に温かく届きます。

【この記事のポイント】

高校時代の国際大会での初対面から始まった関係
怪我のリハビリ期に寄り添い交際へ発展した背景
2020年の結婚発表と入籍、2021年の長男誕生
年齢差と競技経験が生む夫婦の安定と信頼

登坂絵莉と旦那のプロフィールと経歴
登坂絵莉と旦那の馴れ初めから結婚生活まで

登坂絵莉と旦那のプロフィールと経歴

旦那・倉本一真の総合格闘家としての戦績

倉本一真さんは1986年生まれ、滋賀県出身の総合格闘家です。レスリングで全日本選手権を3度制覇するなど輝かしい実績を残した後、2017年から総合格闘技に挑戦しました。デビュー戦から持ち前の投げ技とタックルを武器に連勝を重ね、“投神”という異名で知られるようになりました。

修斗では2019年に根津優太選手をTKOで下すなど勢いを見せ、2020年には世界バンタム級暫定王座決定戦に挑みました。惜しくも岡田遼選手に敗れましたが、その後のRIZINデビュー戦では中原太陽選手を1ラウンドでKOし、鮮烈な印象を残しました。

RIZINでは2021年のバンタム級ジャパンGPに参戦し、アラン・ヒロ・ヤマニハ選手に判定で敗れたものの、翌年には加藤ケンジ選手を膝蹴りでTKO、魚井フルスイング選手を判定で下すなど復活を遂げました。2022年後半には元谷友貴選手、そしてレスリング時代からのライバルである太田忍選手に敗戦を喫しましたが、2024年にはヤン・ジヨン選手を判定で破り、再びバンタム級戦線で存在感を示しています。

これまでの総合格闘技戦績は14試合で10勝4敗。勝利のうち6試合はKO、残り4試合は判定勝ちで、フィニッシュ率は高く、試合展開の迫力が特徴です。敗戦も強豪相手が多く、挑戦を続ける姿勢がファンから支持されています。レスリング仕込みの強力なテイクダウンと粘り強い試合運びは、今後も注目されるポイントです。

レスリングから総合格闘技へ転向した背景

倉本一真さんは滋賀県出身で、学生時代からレスリングで数々のタイトルを獲得しました。高校時代には全国大会を制し、大学進学後もグレコローマンスタイルで全日本選手権を3連覇するなど、日本トップクラスの実績を積み上げています。世界選手権でも入賞経験があり、国際舞台でも存在感を示しました。

レスリングで培った投げ技や組み技の技術は、総合格闘技においても大きな武器となりました。2017年に総合格闘技へ転向すると、修斗を主戦場に試合を重ね、レスリング仕込みの強力なタックルと投げ技を活かしたスタイルで勝利を重ねました。試合ではジャーマンスープレックスを連発する場面もあり、その迫力から「投神」という異名で呼ばれるようになりました。

転向の背景には、レスリングで培った技術をさらに広い舞台で試したいという思いがありました。レスリングは組み技中心の競技ですが、総合格闘技では打撃や寝技も求められます。そのため、修斗GYM東京やリバーサルジム新宿Me,Weで練習を積み、打撃や寝技のスキルを磨きながら総合的なファイターへと成長していきました。

総合格闘技に挑戦してからも、倉本さんは競技への情熱を失わず、強豪選手との対戦を通じて経験を積み重ねています。レスリングで培った基盤を活かしつつ、新しい技術を取り入れる姿勢が、現在のファイトスタイルを形作っています。挑戦を続ける姿勢は、競技人生の大きな特徴となっています。

RIZINや修斗での活躍とファイトスタイル

倉本一真さんは、修斗でプロデビューを果たした後、レスリング仕込みの投げ技とタックルを武器に連勝を重ねました。ジャーマンスープレックスを繰り出す場面もあり、その迫力から「投神」という異名で呼ばれるようになりました。修斗では2019年に根津優太選手をTKOで下すなど勢いを見せ、2020年には世界バンタム級暫定王座決定戦に挑戦しました。惜しくも岡田遼選手に敗れましたが、挑戦する姿勢は高く評価されました。

RIZINでは2020年大晦日に中原太陽選手を1ラウンドでKOし、鮮烈なデビューを飾りました。その後もバンタム級ジャパンGPに参戦し、アラン・ヒロ・ヤマニハ選手に敗れたものの、2022年には加藤ケンジ選手を膝蹴りでTKO、魚井フルスイング選手を判定で下すなど復活を遂げました。強豪相手に敗戦を喫することもありましたが、2024年にはヤン・ジヨン選手を判定で破り、再びバンタム級戦線で存在感を示しています。

ファイトスタイルは、レスリングを基盤にした強力なテイクダウンとグラウンドでの支配力が特徴です。試合では冷静に相手の動きを見極めつつ、攻撃的な姿勢を崩さないため、観客を引き込む展開が多く見られます。打撃面でも改良を重ね、膝蹴りやパンチで試合を決める場面も増えています。勝利の多くがKOやTKOであり、フィニッシュ率の高さは攻撃的なスタイルを裏付けています。

堅実さと勝負強さを兼ね備えた試合運びは、レスリング出身ならではの安定感を感じさせます。敗戦を経験しても挑戦を続ける姿勢は、競技人生において大きな魅力となっており、今後も注目される選手の一人です。

登坂絵莉のリオ五輪金メダルまでの歩み

登坂絵莉さんは富山県高岡市出身で、小学校3年生の頃に父の勧めでレスリングを始めました。中学時代から全国大会で頭角を現し、高校では全国高校女子選手権を連覇するなど、早くから国内トップレベルの選手として注目されていました。至学館大学に進学すると、吉田沙保里さんらを育てた栄和人監督の指導を受け、さらに力を伸ばしていきました。

大学時代には世界選手権で3連覇を達成し、国際舞台でも確かな実績を積み上げました。2013年ブダペスト、2014年タシュケント、2015年ラスベガスと3大会連続で金メダルを獲得し、世界の強豪を相手に安定した勝利を収めています。アジア大会やユニバーシアードでも金メダルを獲得し、リオ五輪前にはすでに「世界最強クラス」と評される存在になっていました。

2016年リオデジャネイロ五輪では女子レスリング48kg級に出場しました。決勝戦では残り13秒で逆転勝利を収め、日本女子レスリングチームの金メダル第1号となりました。この劇的な勝利は多くの人々に感動を与え、登坂さん自身の競技人生を象徴する瞬間となりました。小柄ながらも圧倒的な技術力と精神力を発揮し、最後まで諦めない姿勢が勝利を呼び込んだ試合でした。

この金メダルは、日本女子レスリング界にとって大きな意味を持ちました。吉田沙保里さんや伊調馨さんに続く世代として、登坂さんが世界の頂点に立ったことで、日本の女子レスリングの層の厚さを改めて証明しました。試合後には「挑戦し続けることの大切さ」を語り、努力を積み重ねてきた日々が報われた瞬間でもありました。

その後、登坂さんは2022年に現役を引退し、現在は講演活動やメディア出演を通じて、挑戦することの意義やスポーツの楽しさを伝える活動を続けています。リオ五輪での金メダル獲得は、彼女の人生においても大きな転機となり、今も多くの人に勇気を与えています。

二人の共通点・レスリング経験が絆を深めた理由

登坂絵莉さんと倉本一真さんには、レスリングという強い共通点があります。登坂さんは女子レスリング48kg級で世界の頂点に立ち、倉本さんもグレコローマンスタイルで全日本選手権を制覇するなど、日本トップクラスの選手として活躍しました。互いに厳しい練習や試合の緊張感を経験してきたため、努力の積み重ねや勝負の厳しさを深く理解し合える関係になっています。

二人が出会ったのは高校時代の国際大会で、同じ競技を通じて自然に交流が生まれました。その後、登坂さんが怪我で苦しんでいた時期に倉本さんが支えとなり、精神的な支えを通じて交際へと発展しました。レスリングで培った「諦めない姿勢」や「挑戦を続ける強さ」が共通の価値観となり、夫婦としての信頼を深める大きな要因になっています。

また、レスリングは個人競技でありながら、日々の練習では仲間や指導者との協力が欠かせません。二人ともその環境で育ったため、相手を尊重し、支え合う姿勢が自然に身についています。結婚後もその精神は家庭生活に活かされ、互いの活動を理解し合いながら支え合う関係を築いています。

登坂さんはリオ五輪で金メダルを獲得し、倉本さんは総合格闘技に挑戦して新たな舞台で戦い続けています。異なる競技に進んだ後も、レスリングで培った基盤が二人の絆を強め、困難な時期を乗り越える力となっています。夫婦としての関係は、競技経験を共有してきたからこそ築かれた深い信頼に支えられています。

旦那の年齢差と夫婦のバランス感覚

登坂絵莉さんと倉本一真さんには7歳の年齢差があります。登坂さんが1993年生まれであるのに対し、倉本さんは1986年生まれです。年齢差があることで、夫婦の関係には自然な落ち着きが生まれています。倉本さんは年上として冷静で穏やかな性格を持ち、登坂さんが競技や活動で忙しくしている時にも、柔らかく受け止める姿勢を見せています。

二人の関係は、年齢差によるバランスが大きな特徴です。登坂さんがエネルギッシュに行動する一方で、倉本さんは落ち着いた態度で支え、家庭の安定を保っています。登坂さん自身も「せかせかしていても夫はゆるっとしている」と語っており、夫婦の間に安心感があることが伝わります。互いの性格が補い合うことで、衝突が少なく、穏やかな関係を築けているのです。

また、年齢差は子育てにも良い影響を与えています。2021年に長男が誕生してからは、倉本さんの落ち着きが家庭に安定をもたらし、登坂さんの明るさと行動力が家庭を活気づけています。夫婦それぞれの持ち味が調和し、安心感のある家庭環境が整っています。

このように、年齢差は単なる数字ではなく、夫婦のバランスを保つ大切な要素となっています。互いの違いを自然に受け入れ、補い合うことで、安定した関係を築いていることが二人の特徴です。

インスタで見られる夫婦ショットと家族写真

登坂絵莉さんのインスタグラムには、夫の倉本一真さんや長男との写真がたびたび投稿されています。試合やイベントの場面ではなく、日常の中で撮られた自然体の姿が多く、夫婦の穏やかな関係や家庭の温かさが伝わります。

倉本さんが手術を受けた後に退院した際には、家族3人で撮影した写真が公開されました。長男を交えたショットからは、家族が揃う喜びが感じられ、フォロワーからも「素敵な家族」「笑顔が印象的」といったコメントが寄せられています。夫婦だけでなく子供を含めた写真が多いことも特徴で、家庭の雰囲気がそのまま伝わる投稿になっています。

また、結婚記念日や誕生日など節目のタイミングには、夫婦ショットが投稿されることがあります。倉本さんが撮影した写真に対して「自然な笑顔が素敵」といった声が集まり、夫婦の仲の良さを感じさせるものになっています。特別な演出をせず、普段の生活の一部を切り取ったような写真が多いため、親しみやすさが際立っています。

さらに、倉本さんの髪が伸びた姿や変化を写した写真も話題になり、フォロワーからは「別人のよう」「リハビリ頑張ってほしい」といった応援の声が寄せられました。こうした投稿は、競技者としての姿だけでなく、家庭人としての一面を知るきっかけにもなっています。

登坂さんのインスタグラムは、競技生活を終えた後も多くの人に注目されており、夫婦や家族の写真はファンに安心感や温かさを届けています。自然体の投稿が多いことから、夫婦の関係性や家庭の雰囲気がそのまま伝わり、見る人に親近感を与えています。

登坂絵莉と旦那の馴れ初めから結婚生活まで

高校時代の国際大会での初対面

登坂絵莉さんと倉本一真さんが初めて顔を合わせたのは、登坂さんが高校3年生の頃でした。二人は同じ国際大会に出場しており、競技を通じて同じ場に立ったことがきっかけとなりました。当時、倉本さんはすでに社会人としてレスリング競技に取り組んでおり、年齢も7歳ほど離れていたため、深い交流があったわけではありませんでした。

大会では男女で行動が分かれていたため、直接話す機会はほとんどなく、印象に残るような会話もなかったとされています。しかし、同じレスリングという競技を通じて同じ舞台に立った経験は、後に二人の関係を結びつける小さなきっかけとなりました。

その後、登坂さんが大学進学後に怪我を負い、東京でリハビリ生活を送ることになった際に再び倉本さんと接点が生まれました。知り合いが少ない環境の中で、倉本さんと食事をするようになり、自然な流れで交流が深まっていきました。高校時代の国際大会での出会いは、当時は特別なものではなかったものの、後に夫婦となる二人の物語の始まりとして振り返られる出来事となっています。

このように、競技を通じて偶然同じ場に立った経験が、時間を経て大切な縁へとつながったことは、スポーツが人と人を結びつける力を示す一例でもあります。

怪我のリハビリをきっかけに交際が始まった経緯

登坂絵莉さんが大学時代に怪我を負い、東京でリハビリ生活を送っていた頃、倉本一真さんとの距離が近づきました。慣れない環境で知り合いも少なく、不安を抱えながら過ごしていた登坂さんにとって、倉本さんの存在は心強いものでした。食事に誘ってくれたり、練習や生活面で気遣ってくれたりと、自然な形で支え合う時間が増えていきました。

倉本さんはレスリングで数々の実績を残した経験を持ち、競技の厳しさや怪我の辛さを理解していました。そのため、登坂さんが抱える不安や焦りに寄り添うことができ、励ましの言葉や行動が大きな支えとなりました。競技者同士だからこそ分かり合える感覚があり、互いの努力や苦労を尊重し合う関係が自然に築かれていきました。

リハビリを通じて過ごす時間の中で、二人の間には信頼が芽生えました。登坂さんは「この人と結婚するんだろうな」と感じるほど安心感を覚えたと語っています。困難な状況を共に乗り越えた経験は、交際のきっかけとなるだけでなく、後の結婚生活においても大きな支えとなっています。

このように、怪我という逆境が二人を結びつけるきっかけとなり、互いを理解し合う関係へと発展しました。支え合う姿勢はその後も続き、夫婦としての強い絆を築く土台となっています。

2020年8月の結婚発表と入籍のタイミング

登坂絵莉さんと倉本一真さんは、2020年8月に結婚を発表しました。リオ五輪金メダリストとして知られる登坂さんと、総合格闘家として活躍する倉本さんの結婚は、多くのファンやスポーツ関係者に大きな喜びを与えました。SNSやメディアを通じて報告された際には、祝福の声が広がり、二人の新しい門出を温かく見守る雰囲気がありました。

入籍は同年8月に行われ、正式に夫婦となりました。発表の場では、互いに支え合いながら歩んでいく決意が伝えられ、競技を通じて培った絆が結婚生活へとつながったことが感じられました。結婚後もそれぞれの活動を続けながら、家庭を大切にする姿勢が見られています。

この結婚は、登坂さんにとって競技人生の一区切りを迎えた時期とも重なり、人生の新しいステージに進む象徴的な出来事となりました。倉本さんも総合格闘技で挑戦を続ける中で、家庭を支えにしている様子が伝わり、夫婦としての歩みが注目されています。

2021年に誕生した長男との生活

登坂絵莉さんと倉本一真さんの間には、2021年8月に長男が誕生しました。結婚から1年後に迎えた新しい家族の存在は、二人の生活に大きな変化をもたらしました。夫婦としての絆が深まるだけでなく、子育てを通じて家庭の温かさが一層感じられるようになっています。

長男の誕生後、登坂さんは育児と活動の両立に取り組み、講演やメディア出演を続けながらも家庭を大切にしています。倉本さんも総合格闘技の試合を控える中で、父親としての役割を果たし、家族の時間を大切にしています。夫婦が互いに支え合いながら子育てをしている様子は、SNSなどでも伝わり、自然体の家族写真からは穏やかな雰囲気が感じられます。

長男は成長とともに活発な姿を見せるようになり、2025年にはレスリングの初心者大会に挑戦する姿も公開されました。まだ習い始めではないものの、家庭で構えやタックルを練習して試合に臨み、1勝1敗という結果を残しています。泣かずに試合に挑む姿は、両親にとって大きな感動となり、家族の絆をさらに強める出来事となりました。

夫婦にとって子育ては新しい挑戦であり、互いの性格や経験が家庭生活に活かされています。登坂さんの明るさと行動力、倉本さんの落ち着きと支え合う姿勢が調和し、安心感のある家庭を築いています。長男の誕生は、二人の人生において大きな節目であり、家族としての歩みをさらに豊かにしています。

夫婦の関係性と年齢差がもたらす安心感

登坂絵莉さんと倉本一真さんには7歳の年齢差があります。登坂さんが高校生の頃に初めて出会った時点で、倉本さんはすでに社会人として競技に取り組んでいました。年齢差があることで、二人の関係には自然な落ち着きが生まれています。倉本さんは年上として冷静で穏やかな性格を持ち、登坂さんが競技や活動で忙しくしている時にも柔らかく受け止める姿勢を見せています。

登坂さん自身も、夫婦の関係について「自分がせかせかしていても夫はゆるっとしている」と語っており、互いの性格が補い合うことで安心感があると感じています。年齢差があるからこそ、夫婦の間に自然なバランスが生まれ、衝突が少なく穏やかな関係を築けているのです。

また、子育てにおいても年齢差は良い影響を与えています。2021年に長男が誕生してからは、倉本さんの落ち着きが家庭に安定をもたらし、登坂さんの明るさと行動力が家庭を活気づけています。夫婦それぞれの持ち味が調和し、安心感のある家庭環境が整っています。

このように、年齢差は単なる数字ではなく、夫婦の関係を安定させる大切な要素となっています。互いの違いを自然に受け入れ、補い合うことで、安心感のある生活を送ることができています。

テレビ番組で語られた夫婦エピソード

登坂絵莉さんと倉本一真さんは、これまで複数のテレビ番組で夫婦としてのエピソードを語っています。その内容は日常のやり取りや支え合う姿が中心で、視聴者から共感を集めています。

ある番組では、登坂さんが「自分がせかせかしていても夫はゆるっとしている」と語り、年齢差による性格の違いが夫婦のバランスを保っていることを明かしました。夫婦の間に衝突が少なく、自然体で過ごせる関係であることが伝わり、スタジオでも温かい雰囲気が広がりました。

また、別の番組では交際に至るまでの経緯が紹介されました。登坂さんが怪我で東京に滞在していた際、倉本さんが食事に誘うなどして支えたことが交際のきっかけになったと語られています。困難な時期を共に過ごした経験が、夫婦の絆を強める大きな要因となったことが印象的でした。

さらに、バラエティ番組ではプロポーズのエピソードも披露されました。倉本さんがレスリング技の「袈裟固め」を用いてプロポーズしたというユニークな話は、スタジオの笑いを誘いながらも、二人らしい関係性を象徴するものとして紹介されました。スポーツ選手ならではのユーモアと真剣さが混じり合った場面は、視聴者に強い印象を残しました。

夫婦のやり取りは、互いを尊重しながらも自然体で過ごす姿が際立っています。登坂さんは夫の優しさを強調し、倉本さんは妻の明るさを支えにしている様子が伝わり、見ている人に安心感を与える内容となっています。こうしたエピソードは、競技者としての厳しい一面とは異なる家庭人としての姿を示し、夫婦の関係性をより身近に感じさせています。

結婚5周年を迎えたインスタ投稿の反響

登坂絵莉さんは2025年8月、結婚5周年を迎えたことをインスタグラムで報告しました。投稿には夫の倉本一真さんが撮影した写真が添えられ、夫婦で過ごした時間の様子が伝えられています。お好み焼きを食べる場面やおどけた表情、夫婦の2ショットなど、自然体の写真が並び、記念日を特別な演出ではなく日常の延長として楽しんでいる姿が印象的でした。

投稿の中で登坂さんは「特別な話をするわけでもないけど楽しかった」と綴り、夫婦の関係が肩肘張らないものであることを示しています。夫が新しく購入したカメラで撮影した写真に対して「なんか暗いけど良しとしましょう」と冗談交じりにコメントする場面もあり、夫婦ならではの親しみやすいやり取りが感じられました。

この投稿には多くの祝福コメントが寄せられました。「5周年おめでとうございます」「旦那様が撮ったえりさんはさらに魅力的に見える」といった声や、「いつまでも仲良くお幸せに」といった温かいメッセージが並び、フォロワーからの好意的な反応が目立ちました。夫婦の自然体な姿がファンに安心感を与え、長く応援されている理由が伝わる場面となりました。

また、夫婦の歩みを振り返る投稿は、競技生活を支え合いながら乗り越えてきた二人の関係性を改めて感じさせるものでもありました。結婚から5年を経て、家庭と競技の両立を続けてきた二人の姿は、フォロワーにとっても励ましや共感を呼ぶ存在となっています。

今後の活動と夫婦の展望

登坂絵莉さんは2022年に現役を引退して以降、講演活動やメディア出演を中心に活動を続けています。金メダリストとしての経験を活かし、スポーツの魅力や挑戦することの意義を伝える場を広げており、教育や地域イベントでも積極的に発信を行っています。現役時代に培った努力や精神力を次世代に伝える役割を担っていることが、今後の活動の大きな柱となっています。

一方、倉本一真さんは総合格闘技の舞台で挑戦を続けています。RIZINや修斗での試合を重ね、レスリング仕込みの強力なタックルを武器に戦いを展開しています。近年は強豪選手との対戦も多く、勝敗を繰り返しながらも挑戦を続ける姿勢が注目されています。競技者としての活動は今後も続く見込みで、家族の存在が精神的な支えとなっています。

夫婦としては、家庭と仕事を両立する生活を送っています。2021年に誕生した長男の成長を見守りながら、互いの活動を尊重し合う関係が続いています。登坂さんの明るさと行動力、倉本さんの落ち着きと支え合う姿勢が調和し、家庭の安定を保ちながらそれぞれの挑戦を後押ししています。

今後も登坂さんはスポーツ振興や教育活動を通じて社会に貢献し、倉本さんは格闘技の舞台で挑戦を続けることで、夫婦として支え合う姿が期待されています。家庭を基盤にしながら、それぞれの分野で前向きな展望を描いていることが二人の特徴です。