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祝!M-1優勝!たくろうの芸歴を徹底調査!赤木ときむらバンドの結成秘話

芸能
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独特な空気感と予測不能なボケで観客を不思議な世界へ誘うコンビ、たくろう。赤木裕さんの独創的な発想と、1年先輩であるきむらバンドさんの安定したツッコミが融合し、唯一無二の笑いを生み出しています。M-1グランプリでの快挙から劇場での確固たる地位確立まで、彼らが歩んできた道のりには、同期との絆や知られざる結成エピソードが詰まっています。

彼らがどのようにして全国区の実力派へと成長し、多くの人々を魅了するようになったのか、その全貌を解き明かします。

【この記事のポイント】

  • 赤木裕ときむらバンドが芸歴の壁を超えてコンビを結成した経緯
  • M-1グランプリ2018で準決勝に進出し脚光を浴びた転機
  • 赤木裕のネタ帳から生み出されるシュールな世界観の源泉
  • よしもと漫才劇場の看板メンバーとして歩む現在の活躍ぶり


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たくろうの芸歴を深掘り!結成から現在までの道のりと赤木の才能

赤木裕がNSC大阪37期生として歩み始めた芸人人生

赤木裕さんは、2014年に吉本興業の芸人養成所であるNSC大阪校へ37期生として入学しました。もともと野球に打ち込んでいたスポーツマンでありながら、周囲を驚かせるような独特の感性を持ち合わせていた赤木さんは、プロのお笑い芸人として生きる道を選びました。養成所時代から、その予測不能な言動や唯一無二のキャラクターは同期の間でも一際異彩を放っていました。

入学当初は別の相方とコンビを組んで活動していましたが、当時のネタ作りにおいても、現在の「たくろう」に通じるシュールでどこか哀愁漂う世界観の片鱗が見え隠れしていました。赤木さんの魅力は、狙って作られた面白さというよりも、彼自身の思考回路から自然と漏れ出す言葉の選び方や、独特の間(ま)にあります。この時期に多くのネタを書き、試行錯誤を繰り返した経験が、現在の洗練されたボケのスタイルを確立する重要な土台となりました。

また、赤木さんは非常に真面目な努力家の一面もあり、自分の内側にある不思議な感覚をどのようにお客さんに伝えるか、日々研鑽を積んでいました。周囲からは「天才肌」と称されることも多いですが、実際には養成所での厳しい授業や舞台実習を通じて、自身の個性を笑いに変換する術を丁寧に磨き上げていったのです。こうして始まった彼の芸人人生は、のちに運命的な相方と出会うことで、さらなる輝きを放つことになります。

きむらバンドはNSC大阪36期生で赤木よりも1年先輩

相方のきむらバンドさんは、2013年にNSC大阪校へ36期生として入学しました。赤木さんよりも1年早く芸人の世界へ足を踏み入れたため、芸歴の上ではきむらバンドさんが1年先輩という関係になります。NSC時代からその明るいキャラクターと器用さは際立っており、音楽が得意でドラムが叩けるといった多才な一面も、現在の舞台でのリズム感や発声の良さに繋がっています。

「たくろう」として結成する前は、きむらバンドさんも別のコンビで活動し、劇場のオーディションや厳しい舞台を経験してきました。後輩である赤木さんとコンビを組むことになった際、先輩としてのプライドに固執せず、赤木さんの独特な才能を最大限に引き立てる側に回ったことは、彼の柔軟さと洞察力の高さを物語っています。1年の芸歴差が生む精神的な余裕が、赤木さんの予測不能なボケを温かく受け止める「器」のような役割を果たしています。

また、きむらバンドさんのツッコミは、ただ相手を正すだけでなく、観客が置いてけぼりにならないよう橋渡しをする絶妙なバランス感覚に優れています。この安定感は、NSC時代の基礎訓練や、先輩後輩が入り混じる厳しい劇場環境で揉まれてきたからこそ得られたものです。上下関係が厳しいとされる芸人の世界において、お互いを「相方」として深く尊重し合える現在の関係性は、きむらバンドさんの持つ懐の深さがあってこそ成立していると言えます。

2016年に結成されたたくろうの意外なコンビ名の由来

赤木裕さんときむらバンドさんによるコンビ「たくろう」が誕生したのは、2016年のことです。芸歴で1年先輩にあたるきむらバンドさんが、赤木さんの独特な感性に惚れ込み、声をかけたことでこのコンビは動き出しました。活動を開始するにあたって決めた「たくろう」というコンビ名は、シンプルでありながらどこか懐かしく、二人の持つ素朴で少しシュールな雰囲気にぴったりの名前として定着しています。

このコンビ名の由来には、少し意外なエピソードがあります。一般的にコンビ名というと、好きな言葉や二人の名前を組み合わせることが多いですが、「たくろう」は特定の個人名から取られたものではありません。実は、きむらバンドさんが当時親交のあった知人との会話や日常のふとした瞬間に浮かんだフレーズから着想を得たとされており、深い意味を込めるというよりは「響きの良さ」や「親しみやすさ」を優先して選ばれました。

一度聞けばスッと耳に入り、それでいて誰のことなのか特定しきれない絶妙な距離感を持つこの名前は、赤木さんの予測不能なボケを引き立てる最高の「ラベル」となりました。結成当初は、周囲から「なぜその名前にしたのか」と不思議がられることもありましたが、今では劇場やテレビ番組のスタッフ、そして多くのファンから、二人のキャラクターを象徴する愛称として親しまれています。この飾らないネーミングセンスこそが、彼らの漫才に通じる「肩の力の抜けた面白さ」を象徴していると言えるでしょう。

M-1グランプリ2018準決勝進出で一躍全国区へ

たくろうにとって最大の転機となったのは、結成からわずか2年という異例の速さで駆け上がった「M-1グランプリ2018」でした。この年、彼らは並み居る実力派たちを抑えて準決勝進出を果たし、お笑いファンの間で一躍注目の的となりました。結成間もない若手コンビが準決勝の舞台に立つことは極めて稀であり、その快挙は当時の漫才シーンに新鮮な驚きを与えました。

準決勝敗退後に出場した敗者復活戦では、冬の寒空の下、数万人もの観客とテレビの前の視聴者に向けて独自の漫才を披露しました。赤木さんの挙動不審ともとれる独特なボケと、それに動じず優しく包み込むきむらバンドさんのツッコミは、強烈なインパクトを残しました。派手な動きや大声に頼らず、言葉の妙と空気感で笑いを積み上げていくスタイルは、「新しい世代の漫才」として高い評価を受けました。

この大会をきっかけに、彼らの名前は関西の劇場シーンを超えて全国区へと広がりました。放送後にはSNSなどで彼らのネタが話題となり、多くのテレビ番組やイベントへの出演機会が急増することになります。何より、M-1という最高峰の舞台で結果を出したことで、自分たちの信じるシュールな笑いが全国に通用するという大きな自信を得る機会となりました。この2018年の躍進があったからこそ、現在の「たくろう」という確固たる地位が築かれたのです。

赤木が書き留める独特すぎるネタ帳とシュールな世界観

たくろうの漫才の核となるボケを生み出しているのは、赤木裕さんが肌身離さず持ち歩いているネタ帳です。そこには、日常生活の中でふと感じた小さな違和感や、誰も気に留めないような些細な出来事が、赤木さん独自のフィルターを通して不思議な言葉の断片として書き留められています。彼の思考回路は非常に独特で、普通の人が通り過ぎてしまうような場面から、誰も想像し得ないような飛躍した物語を作り上げる才能に長けています。

赤木さんが描く世界観は、単なる「おかしな設定」に留まらず、どこか現実と地続きでありながら決定的に何かがズレているという、絶妙なシュールさが持ち味です。ネタ帳の中には、登場人物の奇妙なこだわりや、会話の微妙な噛み合わなさといった、赤木さんにしか見えていない「世界の歪み」がびっしりと記録されています。それらが舞台の上で言葉として放たれた瞬間、観客は一気にたくろう特有の不思議な空間へと引き込まれてしまいます。

また、そのネタの構成は非常に緻密でありながら、赤木さん本人の佇まいが加わることで、予測不能な天然の面白さのように見えるのも大きな特徴です。計算された笑いと、彼自身の内面から溢れ出す予測できない展開が融合することで、唯一無二の漫才が完成します。赤木さんが日々の生活の中で見つけた小さな種が、ネタ帳という土壌で育てられ、相方のきむらバンドさんという光を浴びて、独創的な笑いの花を咲かせているのです。

きむらバンドのツッコミが支える計算されたローテンション

たくろうの漫才が持つ唯一無二の空気感を作り上げているのは、きむらバンドさんによる絶妙な温度感のツッコミです。赤木さんの繰り出す、予測不能でシュールなボケに対して、きむらバンドさんはあえて声を張り上げたり、激しく突き放したりすることはありません。むしろ、その独特な世界観を肯定し、隣で優しく見守るようなローテンションのツッコミを貫いています。この落ち着いたアプローチこそが、赤木さんの個性を殺さず、むしろその面白さを何倍にも膨らませる重要な役割を担っています。

彼のツッコミは、一見すると淡々としているように聞こえますが、実は言葉の選択やタイミングが非常に緻密に計算されています。赤木さんの不思議な言動に対して、観客が「えっ、今のはどういうこと?」と戸惑いを感じる一瞬手前で、きむらバンドさんが心地よいリズムで言葉を添えます。これにより、観客は混乱することなく、自然と「たくろうワールド」の住人として漫才を楽しむことができるのです。ボケを説明しすぎず、かつ突き放しすぎないという、非常に高度なバランス感覚がそこには存在します。

また、きむらバンドさんの持つ柔らかい声質と、どこか安心感を与える佇まいも、ローテンションな芸風を支える大きな武器となっています。舞台上の二人が醸し出す、まるで放課後の教室で友人の会話を盗み聞きしているような親密な空気は、この計算されたツッコミがあってこそ成立するものです。激しい笑いの波を作るのではなく、じわじわと心の奥底に染み込んでくるような笑い。きむらバンドさんの安定したサポートがあるからこそ、たくろうの漫才は世代を問わず多くの人々に、心地よい笑いの時間を提供し続けています。

よしもと漫才劇場での番付推移と劇場メンバーとしての立場

たくろうは現在、大阪のお笑いの殿堂である「よしもと漫才劇場」において、欠かすことのできない主要メンバーとして活躍しています。この劇場には、所属芸人の実力や人気を反映する「番付」というランキングシステムが存在しますが、彼らは結成当初から着実にその階段を登り続けてきました。特に若手育成を主眼に置いた同劇場において、実力派がひしめき合う激戦区を勝ち抜き、常に上位のランクを維持している事実は、彼らの漫才が劇場に通う熱心なファンから厚い支持を得ている証拠と言えます。

彼らの立場は、単に一人の出演者という枠を超え、次世代の大阪お笑いシーンを牽引するリーダー的な存在へと変化しています。赤木さんの独特なボケときむらバンドさんの安定したツッコミは、劇場の寄席公演においても「どんな順番で出ても確実に笑いを取る」という強い信頼を得ており、香盤表(出演順)においても重要なポジションを任されることが増えています。また、劇場のライブイベントや企画公演では、後輩たちの良さを引き出す兄貴分としての役割も果たしており、周囲の芸人たちからも一目置かれる存在です。

若手芸人たちが目標とする「漫才劇場の顔」として、日々舞台に立ち続ける彼らの姿は、後輩たちにとって大きな刺激となっています。テレビでの活躍が増えた現在でも、彼らは劇場の舞台を自分たちの原点として大切にしており、新ネタの披露やスキルの向上に余念がありません。笑いに厳しい大阪の観客を相手に、独自のスタイルを貫きながらも進化を続けるその姿勢が、現在の劇場メンバーとしての揺るぎない地位と、さらなる飛躍を予感させる大きな期待に繋がっています。


たくろうの芸歴を同期と比較!赤木ときむらバンドを支える仲間たち

赤木の同期である37期生には令和喜多みな実らが並ぶ

赤木裕さんが在籍していたNSC大阪校37期生は、現在のお笑い界で非常に層の厚い世代として知られています。同期には、圧倒的な漫才の実力を誇る令和喜多みな実をはじめ、多才なピン芸人や個性派コンビが顔を揃えており、まさに実力派の宝庫といえる代です。養成所時代から互いにネタを見せ合い、技術を磨き合ってきたこの仲間たちは、プロとなった今でも特別な存在として赤木さんの活動を支えています。

この世代の大きな特徴は、単なるライバル関係を超えた、非常に強い連帯感にあります。舞台裏ではネタのアドバイスを送り合ったり、自分たちが主催する単独ライブやトークライブにゲストとして呼び合ったりと、現在も公私ともに深い交流が続いています。赤木さんの持つ独特な感性も、こうした気心の知れた同期たちとのやり取りの中でさらに研ぎ澄まされ、時には彼らの鋭い指摘や刺激が新しいネタのヒントになることも少なくありません。

また、テレビや大きな賞レースで同期が活躍する姿を見ることは、赤木さんにとって何よりの刺激となっています。身近な仲間が結果を残すたびに、自分たちもさらなる高みを目指そうという強い意欲が湧き、それが日々の舞台やネタ作りへの情熱へと繋がっています。厳しい芸人の世界において、同じ時期にスタートを切った仲間たちの存在は、決して一人ではないという安心感を与えてくれるとともに、常に背中を押し続けてくれる大切な原動力となっているのです。

きむらバンドの同期36期生には8.6秒バズーカーが在籍

きむらバンドさんが在籍していたNSC大阪校36期生は、非常に個性的で勢いのある人材が揃った世代です。その筆頭として挙げられるのが、かつてリズムネタで社会現象を巻き起こした8.6秒バズーカーです。きむらバンドさんにとって彼らは、同じ教室で芸人の基礎を学んだ大切な仲間であり、同時に凄まじいスピードでスターダムへ駆け上がっていく姿を最も近くで見守ってきた存在でもあります。

身近な同期が爆発的なブレイクを果たす一方で、きむらバンドさんは着実に漫才の腕を磨き、自分たちのスタイルを模索し続ける道を選びました。同期の華々しい活躍を間近で体感したことは、焦りを感じる要因になるどころか、むしろ「自分たちは自分たちの笑いを追求しよう」という強い信念を育てるきっかけとなりました。流行に左右されず、時間をかけて独自の空気感を作り上げていく現在の「たくろう」の粘り強さは、この時期に培われたと言っても過言ではありません。

また、36期生には他にも実力ある芸人が多く、現在も劇場の楽屋や楽屋裏では当時の思い出話に花が咲く光景が見られます。一過性のブームに終わらせないための厳しさや、長く愛される芸人になるための難しさを同期の背中から学んだきむらバンドさんは、その経験を糧に、今では赤木さんという唯一無二の相方と共に確固たる地位を築いています。切磋琢磨した仲間たちがそれぞれの場所で戦い続けている事実は、彼が舞台に立ち続ける上での大きな心の支えとなっています。

先輩後輩の垣根を超えたコンビ結成に至るまでのエピソード

赤木裕さんときむらバンドさんは、芸歴に1年の差がある先輩・後輩の間柄ですが、その結成のプロセスは非常に直感的で、お互いの才能への深い敬意から始まりました。もともと別々のコンビで活動していた二人ですが、当時からきむらバンドさんは後輩である赤木さんの持つ独特な空気感や、予想もつかない角度から放たれる言葉のセンスに強く惹かれていました。「この才能を自分の隣で形にしたい」という強い直感に従い、きむらバンドさんが赤木さんに声をかけたことが、たくろう誕生のきっかけです。

誘いを受けた赤木さんにとっても、1年先輩として舞台経験を積み、確かなツッコミの技術を持っていたきむらバンドさんは、自分の不規則なボケを預けることができる最も信頼の置ける存在でした。先輩から声をかけてもらったという喜び以上に、自分の不可思議な世界観を肯定し、笑いに変えてくれるパートナーを見つけたという確信が、赤木さんの背中を押しました。上下関係が重んじられる世界において、最初から一人の表現者として対等に認め合い、共に歩む決断をしたことは、二人のキャリアにおいて最大の転機となりました。

この結成時のエピソードは、現在の彼らの舞台上でのパフォーマンスに色濃く反映されています。どれほど赤木さんが自由に、そして挙動不審にボケを繰り出したとしても、きむらバンドさんが絶対的な安心感を持って受け止めることができるのは、根底にこの「才能への惚れ込み」があるからです。単なるビジネスパートナーではなく、お互いの感性を心から面白いと信じているからこそ、観客は二人のやり取りに温かさと心地よさを感じることができます。先輩後輩の垣根を超えた信頼関係が、たくろうというコンビの揺るぎない土台となっているのです。

ABCお笑いグランプリ決勝進出時に見せた同期との絆

若手芸人にとって最大の栄誉の一つである「ABCお笑いグランプリ」の決勝舞台は、たくろうにとって自分たちの実力を世に知らしめる重要な機会となりました。この大会の決勝進出が決まった際、自分のことのように喜び、熱いエールを送ったのが同期の芸人たちです。厳しい予選を勝ち抜く過程で、精神的にも肉体的にも追い込まれる時期がありましたが、楽屋で交わされる同期からの何気ない励ましや、ネタへの率直なアドバイスが、二人の大きな支えとなりました。

決勝当日、極度の緊張感に包まれる舞台裏でも、同期たちの存在がたくろうの二人を「いつもの自分たち」に戻してくれました。ライバルとして競い合う間柄でありながら、仲間が大きなチャンスを掴もうとする時には全力で背中を押すという、この世代特有の温かい絆がそこにはありました。赤木さんが自分たちの世界観を信じて堂々とボケ、きむらバンドさんがそれを正確に捌ききることができた背景には、袖で見守る仲間たちの存在があったからに他なりません。

こうした同期との深い関係性は、周囲の関係者やファンの間でも高く評価されています。賞レースという勝ち負けがはっきりつくシビアな世界に身を置きながらも、互いの成功を願い、切磋琢磨し続ける姿は、彼らの漫才が持つどこか優しくて人間味のある空気感にも繋がっています。仲間と共に成長し、喜びを分かち合える環境があるからこそ、たくろうはどんな大舞台でも臆することなく、自分たちらしい唯一無二の笑いを追求し続けることができるのです。

赤木の天然キャラクターが先輩芸人から重宝される理由

赤木裕さんは、漫才の舞台で見せる独特の挙動や台詞回しだけでなく、素の自分として振る舞う場面でも、周囲の想像を遥かに超える「天然」な一面を持っています。この計算では決して生み出せない予測不能なキャラクターは、多くの百戦錬磨の先輩芸人たちからも高く評価されています。トーク番組や楽屋での何気ないやり取りの中で、赤木さんが放つ一言やふとした行動が、その場にいる全員を爆笑の渦に巻き込むことは珍しくありません。

先輩芸人たちが赤木さんを重宝する最大の理由は、彼が持つ「裏表のなさ」と、どんな状況でも揺るがない「独自の間(ま)」にあります。どれほど強いツッコミを入れられても、あるいは厳しいパスを投げられても、赤木さんは自分だけのフィルターを通して言葉を返します。その返答が、誰もが思いつかないような斜め上の角度から飛んでくるため、番組の進行に新しい風を吹き込み、予定調和ではない笑いを生み出すことができるのです。

また、こうした赤木さんの個性は、漫才以外のバラエティ番組やロケといった場面でも、たくろうというコンビの存在感を際立たせる大きな武器となっています。相方のきむらバンドさんが、赤木さんの天然な振る舞いを瞬時にフォローし、視聴者に分かりやすく提示することで、二人の関係性はより魅力的なものとして映ります。先輩たちに可愛がられ、その懐に飛び込んでいく赤木さんの愛されキャラは、たくろうの活動の幅を広げる上で、なくてはならない重要な要素となっています。

きむらバンドが語るNSC時代の苦労と現在の関係性

きむらバンドさんは、NSC大阪校の36期生として活動していた初期、自分にどのような笑いのスタイルが合っているのかを模索し、深く悩む日々を過ごしていました。当時の彼は、自分の強みをどう活かすべきか確信を持てず、周囲の才能あふれる同期たちと比較しては焦りを感じることもあったといいます。いくつかのコンビ結成と解消を経験し、厳しい芸人の世界で生き残るための「自分の居場所」を必死に探し求めていた時期でした。

そんなきむらバンドさんにとって、後輩である赤木裕さんとの出会いは、芸人人生を大きく変える決定的な出来事となりました。赤木さんの持つ独特すぎる感性と、予測不能なボケに触れたとき、彼は「この個性を隣で守り、世の中に届けることこそが自分の役割だ」と直感したのです。それまでバラバラだった自分のスキルや経験が、赤木さんという稀代のボケ担当を得たことで、一本の線として繋がりました。赤木さんの自由な発想を最大限に活かすための「受けの美学」を見出したことで、きむらバンドさんの芸風は一気に開花しました。

現在の二人は、単なる先輩・後輩という枠を超え、お互いの短所を補い、長所を何倍にも膨らませることができる最高のパートナーシップを築いています。舞台上での信頼関係はもちろん、舞台裏でも互いの存在を尊重し、フラットに意見を出し合える関係性は、劇場の仲間たちからも羨ましがられるほどです。かつて一人で悩み、自分の役割を問い続けていたきむらバンドさんにとって、赤木さんと共に歩む現在の時間は、あの頃の苦労がすべて報われるような、かけがえのないものとなっています。

賞レースで競い合う良きライバルたちの存在と切磋琢磨

たくろうが日々活動の拠点としているよしもと漫才劇場には、同世代の極めて志の高い芸人たちが集まっています。彼らにとって劇場の仲間たちは、気心の知れた友人であると同時に、M-1グランプリやキングオブコントといった大きな賞レースの頂点を目指して競い合う、避けては通れない強力なライバルでもあります。この「昨日の友は今日の敵」とも言える緊張感のある環境が、たくろうの漫才を常にアップデートし続けるための最高のスパイスとなっています。

劇場の楽屋や舞台袖では、出番を終えた芸人同士が互いのネタについて率直な意見をぶつけ合う光景が日常的に見られます。たくろうの二人も、信頼する仲間たちからの鋭い指摘や客観的なアドバイスを真摯に受け止め、ネタの構成や言葉のチョイスを細かく修正しています。自分たちだけでは気づかなかったボケの角度やツッコミの間(ま)のズレを、同じ戦場に立つライバルたちが指摘してくれることで、たくろう特有のシュールな世界観はより純度の高い、洗練された笑いへと磨き上げられていくのです。

このような切磋琢磨の文化は、決して馴れ合いではなく、お互いの実力を認め合っているからこそ成立するものです。ライバルが新ネタで爆笑をかっさらえば、それを袖で見ていた赤木さんときむらバンドさんの心には「次は自分たちがもっと大きな笑いを作る」という静かな闘志が宿ります。こうした健全な競争意識こそが、たくろうというコンビを一段高いステージへと押し上げる原動力です。仲間と共に高め合いながら、自分たちの漫才を極めていくその歩みは、次なる大きなタイトルの獲得という輝かしい未来を確実に引き寄せようとしています。

たくろうの歩みと芸歴から紐解く実力派コンビの軌跡

  • 赤木裕はNSC大阪37期生として2014年にお笑いの世界へ一歩を踏み出した
  • きむらバンドは1年先輩のNSC大阪36期生であり芸歴にも1年の差がある
  • コンビとしてのたくろうは2016年に結成され大阪を拠点に活動を開始した
  • 赤木の独特すぎる感性に惚れ込んだきむらバンドが声をかけたことで誕生した
  • 結成わずか2年目の2018年にはM1グランプリで準決勝に進出する快挙を成し遂げた
  • 敗者復活戦で披露したインパクトの強い漫才により全国的な注目を集める存在となった
  • 赤木が日々書き留めるネタ帳には日常の違和感を切り取ったシュールな発想が詰まっている
  • ボケの予測不能な展開をきむらバンドの安定したツッコミが絶妙なバランスで支えている
  • あえてテンションを上げすぎないローテンションな芸風が独自の空気感を作り出している
  • よしもと漫才劇場では劇場の番付を確実に上げ続け看板メンバーとしての地位を築いた
  • 同期には令和喜多みな実や8.6秒バズーカーなど多才な実力派芸人たちが揃っている
  • 先輩後輩の垣根を超えてお互いの才能を認め合う深い信頼関係が舞台の安心感を生んでいる
  • ABCお笑いグランプリなどの賞レースでも決勝に進出するなど着実に実績を積み重ねた
  • 赤木の天然なキャラクターは多くの先輩芸人からも愛されバラエティの現場でも重宝
  • 劇場で切磋琢磨する仲間やライバルたちの存在がたくろうの漫才をより洗練されたものへ導く



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