スマートウォッチもここまで来たか―― 2025年6月に発売されたAmazfitの新作「Balance 2」は、ゴルフモードを筆頭に、アウトドアとビジネス、さらに健康管理までを1台でこなすハイバランスモデルです。
サファイアクリスタルガラス搭載のAMOLEDディスプレイは見た目も高級感たっぷり。さらに最大21日間のロングバッテリーや、10ATM防水、AI音声アシスタントZepp Flow対応と、まさに“全部入り”。
今回はそんな注目モデルを、スペックや特徴、ユーザーの口コミ、他モデルとの比較をもとに、徹底レビューしていきます！
製品概要とスペック紹介｜Amazfit Balance 2は“全部盛り”のスマートウォッチ？
まずは基本的なスペックから見ていきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年6月24日 |
| ディスプレイ | 1.5インチ HD AMOLED（480×480）サファイアクリスタルガラス採用、最大輝度2000ニト |
| バッテリー | 658mAh（通常使用で最大21日間）、充電時間：約2時間 |
| 防水・耐久性 | 10ATM防水、MIL-STD-810G準拠の耐衝撃性 |
| GPS | 6つの衛星測位システムで高精度なトラッキング |
| 重量・サイズ | 約60g（バンド込み）、47.4×47.4×12.5mm |
| OS対応 | Android 7.0以上 / iOS 15.0以上 |
| 特徴 | ゴルフモード（国内2349コース対応）、ダイビングモード、水深最大45m、Zepp Flow音声操作、32GBメモリ搭載 |
| 通信 | Bluetooth 5.2 LE / Wi-Fi（2.4GHz） |
この表を見ただけでも「これ…全部入りじゃん？」と感じる人、多いと思います。
なによりも驚きなのは、このスペックで価格帯が高くないという印象。ゴルフモード、音声操作、21日間バッテリー、さらにサファイアガラスの高級感あるデザインまで揃えておいて、Apple Watch UltraやGarmin上位モデルよりもグッと手の届きやすい価格設定なのが印象的です。
しかも、高精度GPS＋10ATM防水＋MIL規格準拠の耐久性というトリプルコンボのおかげで、「アウトドア用スマートウォッチ」としてもかなり本格派。 それでいて、Zepp Flowによる音声操作や音声メモ・音楽保存ができる32GBストレージまで搭載しているので、ビジネスシーンにも持ち込めるスマートな一面もあるんです。
「アウトドア用にも、ビジネスにも、健康管理にも、ゴルフにも…」と、どんなライフスタイルにもスッとなじんでくれる、それがBalance 2のベーススペックだと感じました。
特徴と魅力・選ばれる理由｜ゴルフも仕事も、全部こなせる“バランス型スマートウォッチ”
Amazfit Balance 2が注目されているのは、ただ「多機能」だからではありません。使い心地やシーンごとの実用性にしっかり配慮されていて、「あ、こういうの欲しかった」と思わせてくれる“ちょうどいい便利さ”が詰まっています。
ゴルファー歓喜の「本気のゴルフモード」
最大の目玉は、世界約4万、日本国内2349コースに対応したゴルフモードの存在。ショットの飛距離測定や、ホールごとのレイアウト表示など、まさにスコアを意識するプレーヤー向けの設計です。
しかも、6つの衛星測位システムによる高精度GPSを活かした距離表示はかなり実用的。スマートウォッチとしてここまでゴルフ機能に力を入れているモデルは、数えるほどしかありません。
アウトドアや日常を支える、安心のロングバッテリー＆耐久性
最大21日間稼働するバッテリーは、一度使うと本当にありがたみを感じます。毎日充電しなくてもOKなので、旅行や長期出張、登山やキャンプにもぴったり。
さらに、10ATMの防水性能と米軍MIL-STD-810Gに準拠した耐衝撃性を備えており、海や山など過酷な環境でも安心。水深最大45mまで使える本格的なダイビングモードまで備えているのは、タフさを求める方にはうれしいポイントです。
ビジネスでも“使える”スマート機能が満載
Amazfit Balance 2はただのスポーツウォッチではありません。音声アシスタント「Zepp Flow」を使えば、天気の確認やスケジュール管理も音声でスムーズに操作できます。
さらに、32GBの内蔵ストレージに音声メモを保存できるので、ちょっとした会議の内容をそのまま記録したり、Google NotebookLMなどの議事録生成ツールと連携してそのまま書き起こしも可能。 「ガジェット好きだけど、実務にも活用したい」というビジネスパーソンに刺さる仕様です。
見た目で妥協しない、大人のスマートウォッチデザイン
見逃せないのが、その洗練されたデザイン。アルミニウム合金フレームとサファイアクリスタルガラスの組み合わせは、正直この価格帯ではかなり上質。 ゴツさのあるデザインに偏りがちなアウトドア系スマートウォッチの中で、Balance 2はTシャツにもスーツにも馴染む“日常で使いたくなるルックス”です。
総じて言えるのは、Amazfit Balance 2は「いろんな顔を持つスマートウォッチ」だということ。 ゴルファー、ビジネスパーソン、アウトドア好き、そしてガジェット好きの“全部のニーズ”をひとつにまとめたバランス感覚は、本当に見事だなと感じました。
実際の口コミ・評判からみるリアルな使用感
発売直後ながら、すでにX（旧Twitter）やレビューサイトでは、「Amazfit Balance 2使ってみた！」という声がいくつか見られます。やはり注目されているのは、ゴルフモードやデザイン性、そしてバッテリー持ちの良さといった“日常的に便利に使える部分”のようです。
なかでも多かったのが「ゴルフ場での距離表示がかなり正確で頼れる」「デザインが想像以上に高級感あって、腕に着けてて気分が上がる」といったコメント。バッテリーについても、「2週間充電せず放置してたけど、まだ動いててビックリ」という声もあり、実際に使った人からの信頼度は高めです。
もちろん、気になる点もいくつか挙がっていて、「Zepp Flow（音声操作）は日本語だとやや癖があって慣れが必要」「ゴルフコース情報の更新頻度がもう少し高ければ…」といった意見も。とはいえ、バッテリー持ち・耐久性・操作感といった“日常使いに直結する部分”ではかなりの満足感が得られている印象です。
全体を通して目立ったのは、「この価格でこの完成度なら、かなり良い買い物だったかも」といった評価。つまり、価格と性能のバランスに対して納得感のある“コスパ良し”なスマートウォッチとして受け入れられていることがわかります。
他モデルとの比較｜どこが違う？他ブランドとしっかり比べてみた
スマートウォッチ選びで迷うのが、似たような機能を持つ他モデルとの違い。特に「ゴルフに強いモデルがほしい」「バッテリー持ちはどう？」「価格とのバランスは？」など、購入前にしっかり比較しておきたいポイントですよね。
| モデル | 特徴 | ゴルフモード | バッテリー持続 |
|---|---|---|---|
| Amazfit Balance 2 | 高耐久・音声AI連携・ゴルフ＆ダイブ対応 | ◎（国内2349コース対応） | 最大21日 |
| Garmin Approach S70 | ゴルフ特化・コース戦略重視 | ◎ | 約14日 |
| Apple Watch SE（第2世代） | 通知＆決済・iPhoneとの親和性が高い | △（アプリ依存） | 約1〜2日 |
| HUAWEI Watch GT 4 | 健康管理・シンプルな機能性が魅力 | △ | 最大14日 |
一目でわかるように、Amazfit Balance 2の立ち位置は「ゴルフもスマート機能も耐久性も全部ちょっとずつ欲しい人向け」。Garminのようにゴルフ専用に尖っているわけではないですが、それでも国内2349のコースに対応しているのは非常に優秀です。
また、Apple Watch SEのような通知機能や決済連携がメインのモデルと比べて、バッテリー持ちは圧倒的に長く、アウトドアや出張に強いのもBalance 2の強み。 HUAWEIとの違いも明確で、見た目の高級感・ゴルフやダイビング機能・音声AIとの連携など、Balance 2は“もう一歩先”の体験を提供してくれます。
つまり、「とにかくゴルフだけ」「価格を抑えたい」といったハッキリした目的がある方以外で、“マルチに使える1本”を探している人には、バランスよくまとまったAmazfit Balance 2がかなり魅力的な選択肢です。
どんな人におすすめか｜Amazfit Balance 2が“ちょうどいい人”ってどんな人？
Amazfit Balance 2は、とにかく多機能で頼れるスマートウォッチ。でも、実際にどんな人に向いているのか？というと、こんなタイプの方にしっくり来るモデルです。
ゴルフ用スマートウォッチを“本気で探している”方に
「普段からコースに出ている」「スコアをもっと安定させたい」という本気のゴルファーにとって、2349の国内対応コースデータ＋高精度GPSの組み合わせは非常に実践的。 ショット距離の確認や、ホールレイアウトの事前チェックなど、ラウンド中の頼もしい相棒になってくれます。
アウトドアもビジネスも“1本でこなしたい”方に
週末は登山やサウナ、平日はデスクで資料作成…そんな忙しいビジネスパーソンにもBalance 2はおすすめ。耐久性×音声操作×見た目の上品さがうまく噛み合っていて、「どこでも使える」感じがすごく便利。 Zepp Flowや音声メモ機能もビジネスシーンに自然に溶け込みます。
スマートウォッチ初心者の“最初の1台”を探している方に
「スマートウォッチって気になるけど、何を基準に選べばいいの？」という方でも大丈夫。 Balance 2は、操作が直感的で通知確認や健康管理もわかりやすく、かつスペックに妥協がないので、最初の1本にもぴったり。長く使えるので「買い替え」を急がずに済むのも◎。
バッテリー持ち＆耐久性を優先したいアウトドア派に
キャンプやトレイルランなど、電源のない環境で活動する方にとって“21日間のロングバッテリー”は心強い味方。10ATM防水やMIL規格の堅牢性も備えているので、自然の中でガシガシ使っても安心感があります。
「デザインにもこだわりたい」そんな大人に
「いかにも“スマートウォッチしてます！”って感じのごつい見た目はちょっと…」という方にも、Balance 2の高級感あるシンプルなデザインは好評。 Tシャツにもジャケットにも馴染む落ち着きがあって、日常使いにも違和感ゼロ。
ライフスタイルが多様化するいま、「あれこれ試さず、最初からちょうどいい1台を選びたい」方には、間違いなく選択肢に入れてほしいスマートウォッチだと感じました。
Q&A（よくある質問）｜購入前に気になるポイントをチェック！
Amazfit Balance 2が気になってきたけど、「iPhoneでもちゃんと使えるの？」「ゴルフ場のデータは最新？」など、購入前に確認しておきたいポイントって意外と多いですよね。 ここでは、よくある疑問をやさしく＆わかりやすくまとめてみました！
Q：iPhoneでも使えますか？ A：はい、iOS 15.0以降のiPhoneにしっかり対応しています。 通知の連携やアプリ連動など、基本的な機能は問題なく使えます。ただ、Androidに比べると一部の通知やカスタマイズ性に少し制限がある点は念のため知っておくと安心です。
Q：ゴルフ場の情報はアップデートされますか？ A：はい、Zeppアプリ経由で随時アップデートが行われます。 日本国内のゴルフ場はなんと2349コースに対応済みで、今後も順次追加予定とのこと。普段ラウンドしているコースがすでに含まれているか、事前にチェックしておくと安心ですね。
Q：音楽は保存できますか？ A：しっかりできます！ Balance 2には32GBの大容量ストレージが搭載されているので、音声メモはもちろん、お気に入りの音楽も本体に保存してオフラインで再生可能です。スマホを持たずにランニングしたい人にはありがたい機能ですね。
Q：バンドは交換できますか？ A：もちろんOK。 一般的な20mm幅バンドに対応しているので、市販の交換バンドや別売の純正ストラップに自由に付け替え可能です。ビジネス用とアウトドア用でバンドを使い分けるのもおすすめ。
Q：充電方法と所要時間は？ A：専用のマグネット式チャージャーで約2時間ほどです。 寝てる間や作業中にさっと置くだけで充電完了。21日間バッテリーだから、一度充電すればしばらくは電池残量を気にせずに済みます。
まとめ｜Amazfit Balance 2は“全部こなせる相棒”になるか？
実際に「Amazfit Balance 2」を触れてみて感じたのは、“やりたいこと全部入り”のスマートウォッチを、ちょうどいい価格とデザインでまとめてきたモデルだということです。
まず強みから振り返ると…
- ゴルフ好きにはたまらない国内対応ゴルフモード（2349コース）
- アウトドアでも安心な耐久性と10ATM防水＋21日間バッテリー
- 音声アシスタントや音声メモ対応のスマート機能も充実
- アルミ合金×サファイアガラスの高級感あるデザイン
こうして並べてみると、「ほんとによくばりな1本だな」と思わずうなずいてしまいます。
一方で、「音声操作の日本語精度はもう少し伸びしろがあるかも」「ゴルフ場データのアップデート頻度は要チェック」など、気になる点もゼロではありません。ただ、それを差し引いてもこの価格でこの完成度はかなり魅力的です。
振り返ると、Amazfit Balance 2は…
✔ ゴルフ、登山、キャンプといったアクティブな趣味がある人 ✔ 毎日身につけるものだから、デザイン性にもこだわりたい人 ✔ スマートウォッチで通知や健康管理、仕事にも使える機能が欲しい人 ✔ 「電池がすぐ切れる」はもう卒業したい、バッテリー持ち重視派
そんな方々にとって、最適解になり得る1台だと感じました。
結論としては、まさに「ゴルフ＋ビジネス＋健康管理を1台で叶えるスマートウォッチ」。 今まで使い分けていたものを、この1台にまとめたい人にこそおすすめです。スマートウォッチ選びで失敗したくない方は、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。
コメント