愛知県知多郡・南知多町の篠島で開催されるぎおん・野島祭り花火大会は、夏の海と離島の特別感を同時に味わえる人気イベント。毎年この時期になると、島の夜空を彩る花火と、お祭りムードに包まれる篠島を目指して、地元はもちろん遠方からも多くの人が訪れます。
2025年は7月12日(土) 19:50〜開催予定。迫力ある花火やおみこし練り歩き、子どもたちによる踊り、餅撒きなど、1日中楽しめるプログラムが魅力です。この記事では、そんな花火大会の見どころやアクセス方法、駐車場情報、地元のおすすめ観光スポットまで、初めて行く方でも安心なガイドをお届けします。
ぎおん・野島祭り花火大会ってどんなイベント?
愛知県・南知多町の離島「篠島」で開催されるぎおん・野島祭り花火大会は、毎年7月に行われる夏の風物詩。知多半島の先端から海を渡って訪れるこの花火大会は、“島で見る花火”という非日常感と、地元の温かさが融合した特別なイベントです。
最大の見どころは、海に面した堤防から打ち上げられる約3000発の花火。視界を遮るものがほとんどないため、夜空いっぱいに広がる花火と、海面に映る光のコントラストが本当に美しく、まるで映画のワンシーンのような感動を味わえます。特にラスト15分間のスターマイン連発は圧巻で、観客からは毎年歓声が上がるほどの迫力です。
さらにこのお祭りは、花火だけでは終わりません。昼間から地元の小学生によるおみこし練り歩きや踊り、漁港市場での餅撒きなど、地域に根ざした催しが盛りだくさん。島全体が“お祭りモード”に包まれ、訪れる人々をあたたかく迎えてくれます。
なお「船団パレード」は、2025年は中止が予定されています。楽しみにしていた方は、事前に最新情報をご確認ください。
花火×島旅×地元のぬくもりが一度に味わえる、ぎおん・野島祭り花火大会。夏の思い出づくりにぴったりのイベントです。
アクセス方法|船を使って行く特別な旅!
ぎおん・野島祭り花火大会の舞台となる篠島は、愛知県・知多半島の先端から海を渡った場所にある小さな離島。そのため、アクセスには“船”を使うという、ちょっと特別な体験が待っています。
🚃 公共交通でのアクセス(電車+船)
名古屋方面から電車で向かう場合は、名鉄「河和駅」が最寄りです。駅から徒歩約8分で河和港に到着し、そこから名鉄海上観光船に乗って約30分で篠島港へ。船は日間賀島を経由する便もあるので、時刻表の確認はお忘れなく。
このルートは、電車と船を乗り継ぐ旅情たっぷりのコース。海風を感じながらの船旅は、花火大会の前から気分を盛り上げてくれます。
🚗 車でのアクセス(車+船)
お車でお越しの方は、南知多道路「豊丘IC」を降りて、師崎港まで約15分。そこから名鉄海上観光船に乗り換えて、約10分で篠島港に到着します。
師崎港周辺には有料駐車場も複数あり、車を停めてから船で島へ渡るスタイルが一般的。
どちらのルートも、ただの“移動”ではなく、旅の一部として楽しめるのが篠島の魅力。船に揺られながら海を渡る時間は、まるで日常から少し離れた“夏の冒険”のよう。花火大会の前後に、そんな非日常感を味わってみてはいかがでしょうか。
駐車場情報|会場近くに駐車場はある?注意点まとめ
ぎおん・野島祭り花火大会の会場となる篠島には、一般車両で直接乗り入れることができません。そのため、車で訪れる方は、本土側の港(師崎港)に車を停めて、船で篠島へ渡るスタイルになります。
師崎港周辺の駐車場情報
師崎港には、立体駐車場(104台)と新設された大型立体駐車場(196台)があります。
- 【料金】1時間100円、24時間まで最大2000円
- 【営業時間】5:00〜21:00(出庫は終日可能)
✅ 事前予約で安心!akippaや特Pの活用もおすすめ
「当日満車だったらどうしよう…」という不安を解消するなら、特Pなどの事前予約型駐車場サービスを活用するのも手。 スマホで簡単に予約でき、確実に停められる安心感があります。特に小さなお子さん連れや遠方からの来場者には心強い選択肢です。

花火の見どころ&穴場スポットはここ!
ぎおん・野島祭り花火大会の最大の魅力は、なんといっても“海と空を独り占めできるような開放感”。打ち上げ場所は篠島漁港の堤防沖で、周囲に高い建物や障害物がほとんどないため、どこからでも視界良好で迫力満点の花火を楽しめるのが特徴です。
特に注目したいのが、ラスト15分間のスターマイン連発。夜空に次々と咲く大輪の花火が、海面に反射して幻想的な光景を生み出します。まるで空と海が一体になったような美しさに、思わず息をのむはずです。
🎆 おすすめ観覧スポット
▷ 篠島港前の広場付近
打ち上げポイントから最も近く、花火の音と光を全身で感じられる大迫力エリア。屋台やイベントブースも近くにあるため、にぎやかな雰囲気を楽しみたい方にぴったりです。
▷ 西の浜方面の堤防沿い
少し奥まった場所にあるため、比較的落ち着いて観覧できる穴場スポット。人混みを避けたい方や、ゆったりと花火を眺めたいカップル・家族連れにおすすめです。
篠島の花火大会は“どこで見ても絶景”ですが、少しだけ場所選びにこだわることで、より特別な時間が過ごせます。
持ち物リスト(抜粋)|“あってよかった”を叶える準備アイテム
花火大会を快適に楽しむためには、ちょっとした持ち物の工夫がカギになります。 以下のアイテムは、特に持っていくと安心&便利なものばかりです。
持ち物 | 理由・ポイント |
---|---|
レジャーシート | 場所取り&観覧に必須。厚手&防水タイプが◎ |
虫除けスプレー | 草地や田んぼ沿いでは蚊・ブヨ対策がマスト |
モバイルバッテリー | 写真・動画撮影や連絡用に。夜は電池消耗が早め |
飲み物 | 熱中症対策に。冷たい麦茶やスポドリが◎ |
ウェットティッシュ | 食事・トイレ後・手拭きなど万能に使える |
懐中電灯 | 帰り道やトイレ周辺の足元照らしに便利 |
折りたたみ傘 or レインコート | 夏でも急な雨に備えておくと安心 |
▶▶ 詳しくは、こちらの記事をご参照ください
周辺の観光スポット&ご当地グルメ情報|花火だけじゃもったいない!“島時間”を満喫しよう
せっかく篠島まで足を運ぶなら、花火だけ見て帰るのは本当にもったいない! この島には、海の幸を堪能できるグルメや、心がほっとするような観光スポットがたくさんあります。 ここでは、花火大会とあわせて楽しみたい“篠島の魅力”をたっぷりご紹介します。
🍚 しらす丼や海鮮定食|新鮮な海の幸を味わい尽くす!
篠島といえば、やっぱりしらすや鯛などの海の幸。 特に「しらす」は水揚げ量日本一を誇る名物で、ふわふわの釜揚げしらすや、ぷりぷりの生しらすが絶品です。
おすすめは、しらす加工会社直営の「 仁(ひとし)」。注文を受けてから釜揚げするしらす丼は、ふんわり甘くて感動レベルのおいしさ。お刺身定食やしらすの天ぷらも人気です。
🏖 篠島海水浴場|白砂と遠浅の海でリフレッシュ
花火大会の前にひと泳ぎしたいなら、篠島海水浴場(サンサンビーチ)がおすすめ。 800mにわたって続く白い砂浜と、透明度の高い遠浅の海は、まるで南国リゾートのような美しさです。 海水浴はもちろん、砂浜をのんびり散歩するだけでも癒されますよ。
⛩ 島内散策スポット|歴史と自然にふれる癒しの時間
篠島には、静かに歩ける散策スポットも点在しています。
- 八王子社:鎌倉時代創建の由緒ある神社。漁業の守り神として地元に親しまれています。
- 神明神社:伊勢神宮の式年遷宮で譲り受けた社殿があり、神聖な空気が漂います。
- 太一岬・キラキラ展望台:島の最南端にある絶景スポット。伊勢湾を一望でき、夕暮れ時は特におすすめです。
▶▶ 太一岬・キラキラ展望台の周辺地図を観てみる(Googleマップ)
🐟 島の朝市&おみやげ探し|旅の思い出を持ち帰ろう
朝の時間に余裕があれば、篠島の朝市をのぞいてみるのも楽しいですよ。 干物や珍味、しらす加工品など、その場で買って帰れるおみやげが充実。 旅の余韻を自宅でも味わえるのが嬉しいポイントです。
🏨 宿泊して“夏の離島旅”を満喫するのもおすすめ
日帰りでも楽しめますが、宿泊してゆっくり過ごす篠島の夜も格別。 民宿や旅館では、地元の食材を使った夕食や、波の音を聞きながら過ごす静かな時間が待っています。
「花火+島旅+グルメ」の三拍子がそろった、夏の思い出に残る1日を、ぜひ篠島で体験してみてください。
地元応援にもつながる!篠島・南知多町のふるさと納税活用術
ぎおん・野島祭り花火大会をきっかけに篠島を訪れたなら、旅の思い出を“ふるさと納税”という形で応援につなげてみるのも素敵な選択肢です。
南知多町では、地元の魅力が詰まった返礼品が多数用意されており、旅行後も“篠島の味”や“あの風景”を思い出しながら楽しめるのが魅力。たとえば…
- 🐟 しらす・干物・海鮮詰め合わせ ふわふわの釜揚げしらすや、地元で水揚げされた魚の干物など、島の味をそのままお取り寄せできます。冷凍で届くので、食卓に並べるだけで旅気分がよみがえります。
- 🏨 宿泊割引クーポン 次回の旅行に使える地元旅館の割引クーポンも返礼品として登場中。リピーターの方や「今度はゆっくり泊まりたい」という方にぴったりです。
こうした返礼品は、楽天ふるさと納税やふるさとチョイス、ふるなびなどのポータルサイトから簡単に申し込み可能。クレジットカード決済やワンストップ特例制度にも対応しているので、初めての方でも安心です2。
「旅先で出会った味や風景を、もう一度楽しみたい」 そんな気持ちを、ふるさと納税という形で叶えてみませんか? 応援する気持ちと、ちょっとした贅沢が両立できるのも、ふるさと納税の魅力です。
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まとめ|“夏の離島旅”で心に残る夜を。ぎおん・野島祭り花火大会の魅力とは?
ぎおん・野島祭り花火大会は、ただの花火イベントではありません。 海に囲まれた篠島という特別なロケーションで、夏の夜空に咲く大輪の花火と、地元の人々の温かさに触れられる“心に残る体験”が待っています。
打ち上げ数約3000発の花火は、海面に映る光とともに幻想的な景色をつくり出し、視界を遮るものがない開放感の中で、迫力ある音と光を全身で感じられるのが魅力。 さらに、昼間から行われるおみこしや踊り、餅撒きなどの催しは、地域の文化や人のぬくもりを肌で感じられる貴重な時間です。
しらす丼や干物といった地元グルメ、白砂のビーチ、歴史ある神社や展望台など、花火以外にも楽しめる要素がたっぷり詰まった“夏の離島旅”。 日帰りでも十分楽しめますが、宿泊してゆったりと島時間を味わうのもおすすめです。
そして、旅の余韻を自宅でも楽しみたい方は、ふるさと納税で篠島や南知多町を応援するのもひとつの方法。しらすや海鮮セットをお取り寄せすれば、旅の記憶がふわっとよみがえるかもしれません。
2025年の夏は、ちょっと足をのばして、篠島で“心に残る夜”を過ごしてみませんか? きっと、「また来たい」と思える、そんな特別な時間になるはずです。
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